この夏になって一番高温になったこの5日間、仕事関係で大阪、東京へ。
カミさんに留守中の水やりをしてもらっていた。丁寧にしてくれたようでありがたいが・・・
昨日夜帰宅し、今朝明るくなってみたらニオイエビネを中心に葉がかなり黄色っぽくなっている。
明らかに高温の葉焼け症状。ガックリです。重症の鉢をより日照の少ないところへ避難させました。
しかし温度計を見ると(最高最低温度計)35℃どまり。これくらいなら何とかしのげるのにと思われるのですが、アメダスの記録を見ると連日、高温の時間が恐ろしく長い。夜も気温が下がっていない。これがこたえたのではないかな。日照は弱めだったがそれでも高温障害が出たようです。
ニオイエビネ「御蔵輝星」やけど状態。少し明るい場所に置いていた
ニオイエビネ「虞美人」 葉の周辺が黄化
手持ち資材で応急に遮光を強めたりしました。ただ地面に近いところに置いてあるビン出し苗のケースは約3度低い温度(光も弱い)で障害は見られません。循環扇のタイマーのセットも強化しました。
アメダスの気温はあてになりません。自分の栽培場所の気温を丹念に測定しないと意味がありません。
障害の程度は品種による差がかなりあります。コオズ系も葉がやや黄色っぽくなっているものがありますが、ニオイよりずっと強い感じがします。今年の夏はまだまだこれからですが、この先が思いやられます。
出来の良し悪しなんか言うとれん感じ。この週末は少し気温が下がる見込みですが台風はいらんで。
以前にも書きましたが冬の寒さは何とかなるが、夏越しの方が対策に限りがあって問題。まさにその通りになってしまった感じ。暑い夏の予想も大当たりすぎ。本当にこれは災害ですね。
起きてしまったことは仕方ありません。しっかり記録を取ってこれからの対策に生かしたいと思います。トマトのハウスで見たミスト装置でも導入してみるかな。植物工場のように環境を制御してしまう方法もありそうですが、そういうやり方は面白くなくなじめません。
家庭菜園の野菜たちは、もっとひどい状態で悲鳴が聞こえるようです。まさに命にかかわる高温。せっせと気温の低い時に水やりでしのいでいます。ナスが比較的元気かな。