忍者ブログ

蘭亭白木蓮

ブログをはじめました。 周りの心配をよそに衝動的に船出してしまいました。 定年退職しましたが元気に仕事を続けています。                   はるか昔、小学校理科の時間、ヘチマの種まきに胸をワクワクさせ、中高生の頃は家のベランダで大輪朝顔やぶどう、熱帯果樹の鉢栽培にチャレンジ、さらに学生時代には農学部で花卉園芸をかじり、就職、結婚して仕事に励みながらエビネなどの蘭を心のオアシスとして40年以上育ててきました。                          これまで歩んできた道筋を今一度たどりなおして、心新たに楽しみを深めていきたいと思っています。                                     庭の片隅に白木蓮の木があります。その傍らに自作の小蘭亭があり、蘭たちからの叱咤激励の声を聞きながら、これからも日々歩みを進めていきます。          コメントは大歓迎ですが、生来の筆不精、頂戴したらその返信を書くのに考え込んでしまう不器用、時代おくれのオッサンです。多分、返信はようせんと思います。   ブログ本文の中でお答えできたらと思っています。 失礼の段、くれぐれお許し願います。(画像、文の転載はご遠慮願います。2017.7.23)

エビネ ウイルス対策

エビネのウイルス対策については、栽培されている皆さんはそれぞれ工夫されて対処されていることと思いますので、今さら何をか言わんやですが・・・
このブログの古い書き込み(2017.8.13)にウイルス病のことは書きましたので、参考にしていただければと思います(内容について誤りがあるかもしれませんので対策はご自身の責任で・)。
目に見えないウイルスとの闘いは、今回の新型コロナの拡大で改めて難しいものだと感じました。
植物感染ウイルスと動物感染ウイルスの違いはあるものの、何らかの接触などで生体内に入り込み増殖するのは同じです。コロナの様子を見てエビネのウイルスが気になっての書き込み・・

現実的な栽培管理の中で、理屈はわかっていても感染を完全にシャットアウトすることは難しいことと思います。
現場的には防虫網を張っていてもわずかな隙間、目ずれはあるし、網目をすり抜ける小さな保毒虫(ダニなど)が侵入する可能性は十分あります。虫が人の衣服に付着して侵入することもあり得ます。潅水時のしぶき飛散、エビネなどを触った手で他のエビネを触ったり、株分けをする器具、排水など、人の栽培管理作業がウイルスの伝搬につながることもありましょう。無症状感染株との接触から罹病する可能性も否定できません。考えるだけでイライラしてきますね。

ウイルス密度を可能な限り下げ、感染機会、可能性をいかに少なくするかが現実的な対応として求められると思います。
エビネを触る作業時(株分け、植え替えなどが一番危ない)に使い捨て手袋を使ったり、第三リン酸ソーダやカセットバーナでのハサミなどの消毒などはずいぶん行われるようになったものの、手袋で栽培棚を不用意に触ったり、消毒済みのハサミを排水が付着した作業台においたり・・・意識していないところで思わぬ落とし穴もありそうです。

 エビネのウイルス病対策として、日常管理として心がけていること 
①目視点検 ②エビネに極力触らない ③ハサミの消毒徹底,使い回し禁止 

コロナ対策で注目されている次亜塩素酸水については、ノロウイルスの除菌や、医療、食品関係で使用されており、ウイルス除去にも一定の効果があるように思います(確証はない)。
次亜塩素酸ナトリウム(ハイターなど)より刺激が少なく、扱いが簡単で、殺菌力が強い。ただ分解しやすく、製品の差、保存、使い方に注意が必要ですが、手指(ウイルス殺菌)や植物の表面殺菌などにも使えるかもしれませんね。植物にはあまり害がないように感じています。
無菌播種時の種子殺菌にはずっと使用しており、大変便利で効果的です。
PR

コメント

プロフィール

HN:
ノムトダメダス
性別:
男性
自己紹介:
井蛙、大海を知らず            お酒の誘惑に弱いケロちゃん ノムトダメダス

最新記事