昨日、ダニの防除+殺菌剤の散布をしました。
この時期に病害虫防除をやることにしています。寒蘭なども一緒にします。
まだ暑いのですが、寒冷紗を1枚外して採光を増やしました。
まだ当分、残暑が厳しいようですね。カンベンしてよね~~
今夏は、葉焼けやスッポヌケが多かったです。エビネにとって厳しい夏でした。
台風が九州に接近しています。
子供のころ大阪で第二室戸台風を経験しました。そのすごさを身に染みて覚えています。
あの日の昼頃、空が暗くなり、なまあたたかい東風が吹いていましたが、そのあとすさまじい嵐になり、台風が去った夕方、夕日に照らされた周囲の景色は全く姿を変えてしまっていました。
データで見る昭和の大きな台風についてメモをしておきます。
中学生の時に自主研究で台風を取り上げたことがあり、気象に興味を持っていました。
気象庁は1951年に台風の統計を見直して、それ以前の値は参考記録扱いとなっているようです。
かつて中心気圧は米軍などによる台風の目に入っての実測値でしたが、現在では気象衛星のデータによる推測値が使用されているようです。気圧の実測値はかなり正確で重要なデータだと思います(最大瞬間風速より誤差が少ない?) 。
(メモ)
1934年室戸台風:上陸時(室戸岬)の気圧911mb (ヘクトパスカル値ニ同じ)。京阪神に暴風、大水害。
1945年枕崎台風:上陸時(枕崎)の気圧916mb。アメリカ病院船による海上での実測最低気圧は865mb。
1959年伊勢湾台風:上陸時(潮岬岬)の気圧929mb。海上での最低気圧894mb( 米軍機による台風目での実測値)。暴風域直径700kmの巨大台風。水害による犠牲者多数。
1961年第二室戸台風:上陸時(室戸岬)の気圧925mb。海上での最低気圧888mb( 米軍機による台風目での実測値)。最大瞬間風速84.5m/si以上(室戸岬:スケールアウトで測定不能になった値)。
1979年台風20号 海上での最低気圧870mb。衰えてから日本に上陸。
今回の台風も強力ですが、過去のこれらの台風はずっとすごいですね。
ちなみに巨大ハリケーンのカトリーナの海上での最低気圧は902hPa(と書いてありました)。
どうか大きな災害が起きませんように、祈っております。