エビネ　ビン出しして１か月

今日は晴れ。予報では梅雨が間近かのように言っています。
ハカマも取れて葉柄が固まってきたので、乾きやすい今のうちに殺菌剤をやりました。
農薬は、散布後すぐに乾いて固着させることが重要。薬害も出にくい。
カビ、細菌用を混合して使用。耐性菌の出ていない薬剤を使うようにしています。
今回、開花後初めての散布です。通常は梅雨明けまでに１回だけですが、状況によっては2回。
スッポヌケは薬剤による予防は困難と感じているので、お祈りするだけ～～
梅雨に入ったら通風扇を回して空気を動かすようにします。
殺虫剤（ダニ防除含む）は、来週の予定。害虫は見かけませんけど、潜んでいるかもね。
この時期に一度しっかりと予防しておきます。

５月の連休明けに植え出したニオイ（系）交配のビン苗が元気に伸び出してきました。
小さめの苗もありますが何とか活着しているようです。植え出し直後が特に大切な時期。
植え出しからしばらくは殺菌剤など農薬は一切使用しない。このようなケースの中に入れておくと活着不良で枯れるものはあっても意外に病気で枯れるのは少なく、今のところ枯れた苗はなし。
無事に大きくなっていくか未知数ですけど、とりあえず夏を無事に越さないと話になりません。
生の水苔を使ったポットでは苔が伸びてきています（奥の方）。


ごくうすいハイポネックスと活力剤をやってみました。
この後もこのプラスチックの衣装ケース（大昔に無菌箱代わりに使っていたもの）に入れたまましばらく過ごします。病気の出たものは取り出してビニル袋に入れて管理しますがダメなことが多いですね。

来週、生育の遅れていたビン出しをしますが、小さめの苗もあってどうなりますかいなあ。
夏を越してからの方がいいかもしれませんが、夏越しはいろいろトラブルも出やすいのでやってしまいます。