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蘭亭白木蓮

ブログをはじめました。 周りの心配をよそに衝動的に船出してしまいました。 定年退職しましたが元気に仕事を続けています。                   はるか昔、小学校理科の時間、ヘチマの種まきに胸をワクワクさせ、中高生の頃は家のベランダで大輪朝顔やぶどう、熱帯果樹の鉢栽培にチャレンジ、さらに学生時代には農学部で花卉園芸をかじり、就職、結婚して仕事に励みながらエビネなどの蘭を心のオアシスとして40年以上育ててきました。                          これまで歩んできた道筋を今一度たどりなおして、心新たに楽しみを深めていきたいと思っています。                                     庭の片隅に白木蓮の木があります。その傍らに自作の小蘭亭があり、蘭たちからの叱咤激励の声を聞きながら、これからも日々歩みを進めていきます。          コメントは大歓迎ですが、生来の筆不精、頂戴したらその返信を書くのに考え込んでしまう不器用、時代おくれのオッサンです。多分、返信はようせんと思います。   ブログ本文の中でお答えできたらと思っています。 失礼の段、くれぐれお許し願います。(画像、文の転載はご遠慮願います。2017.7.23)

エビネ 今年の栽培を振り返って

連日、霜が降るようになりました。寒さが大の苦手です。
今日はしっかり水やりをして、今年最後の薬散(主に殺菌剤)をしました。
冬囲いの準備もしないといけませんが、すべてこれからです。例年より10日ほど遅いです。

今年の栽培を記録を見ながら振り返ってみました。

・1~3月は比較的温暖で、ひどい低温はなく、まずまず順調に越冬できました。
・開花は早そうでしたが、実際にはやや遅れ気味になって、昨年の酷暑の気象条件から充実が悪く、
 花の出来はさっぱりでした。
・5月下旬に、これまでにない高温と強風で、ニオイの新葉の一部に障害が出ました。
・梅雨入りが6月26日とたいへん遅く、展葉期6月の気象はまずまずだったが変動が激しく、梅雨
    明け(7/25)後は一転して高温となった。
・高温・強光への対処として、今年はクールホワイト、黒寒冷紗などを使って、遮光を強くし、
   葉面で2500~3000ルクスくらいに抑え、葉面温度の上昇を抑える実験をしました。併せて光線
 不足を補うため、葉緑素増加を目的に薄いペンタガーデンを施肥してみました。
 葉面付近の目標気温35℃以下をほぼ達成できた反面、照度不足からか新芽は細めが多く、
 葉色はまずまずでしたが生育全般には課題が残りました。
 ただ、昨年のような高温・強光を回避できたためか根の蒸れは少なく?活力はまずまず
 保たれたようでした。ニオイは低照下での生育に個体差が大きいと感じました。
 株の性質によるものかその株の状態によるものかはわかりませんが、手持ちの品種で低日照の
 方が調子が良い株の見当が大体つきました。
・8月下旬、日照不足の時期があり、新芽の充実に影響したのではないかと思います。
・秋の気象は高温が遅くまで続き、病害虫の発生が懸念されましたが問題なく生育しました。
・今冬はやや暖冬が予想されています(あてになりませんが)。
・来春は花の少ない春になりそうですが、今年より花の質は良いかもとチョット期待しています。
・まもなく越冬用の湿度のある冬囲いに入れ、3月まで冬眠です。
 冬の間は乾き具合を見て数回水をやるだけで静かに越冬させます。水切れには注意します。
 外気温が-3度以下になる厳寒日は防寒を強化することがありますが、寒くない日は通風させる
 ようにしています。

冬の間はブログにも書くことがなくなりますね。冬眠・・・Zzzzzzz
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井蛙、大海を知らず            お酒の誘惑に弱いケロちゃん ノムトダメダス