エビネ　出蕾はじめ

昨日は暖かかったので､今朝、ひょっとしたらと思って棚下のエビネをのぞいてみたら､蕾が顔を出していました。平年と比べて１週間から１０日早いですね。


これまでにも書いたように､当方の冬越しは､ビニールがけの無加温の棚下ですので、昼夜の気温変化が少なく､特に昼の気温の上がり方が少ないので､この時期、普通に棚上に置くより進み方が少し遅れ気味だと思います。
今年はこれまでにない暖冬でした。エビネの生育も前進傾向ですが、あまり早く咲かせたくないので、３月に入ってからはできるだけ低温にあわせるように管理して、伸びすぎないようにしてきましたが、もう限界ですね。
暖かい日が続きそうで、ニオイ系を中心にここから２～３日で出蕾しそうな株がいくつもあります。　しかし、よく見ると、まだまだ出てきそうもない株も見られ、予想どおりばらつきが多そうです。
一部は３月下旬に咲き出しそうな勢いでしたが､何とか４月に入っての開花はじめになりそうですね。
過去にニオイ系は４月初旬開花（変則な開花は除いて）をしばしば見ているので、あまり極端な早咲きでなく、暖冬のわりにはまあいいかなと思っています。
開花時期に急な異常高温が来て､爆発咲きにならないことを願っています。ゆっくりゆっくりがいい！

明日、棚上に移動させようと思っています。しっかり潅水してていねいに薬散しておきます。
いよいよ今年のエビネの季節がスタートですね。皆さんとご一緒に楽しんでいきたいと思います。