エビネ　新芽

まだまだ蒸し暑さがあって最高気温も32℃くらいになっているが、陽の勢いはさすがに落ちてきて影色が濃くなった。

エビネの早い新芽が見えだしてきた。うれしいもんですね。
「虞美人」　毎年早く顔を出す。


まだほとんどの株は見えていませんが、秋の到来とともにもうすぐ顔を出してくるでしょう。
今年は梅雨明けが早く、その直後の6月下旬から7月上旬が異常な高温で、どうなることかと思ったが、そのあと戻り梅雨のような曇天になった。夏らしくなったのは7月下旬以降で、結局例年どおり。8月上旬は暑かったが、その後はやや雲が多く蒸し暑い天気が続き、雨も時々強く降った。

遮光を強くした小屋内の最高気温は35℃台でエビネにとってはまずまずの条件におさまったかな。
かなり暗く過ごしたので、どうしても芽の充実は良くないだろうけど、納得の上。
秋にしっかり肥培して少な目の花芽を充実した花に仕上げていきたいです。

初夏に植え出した自家交配ビン苗。小さな苗が多かったので心配していた。
何とか夏越しができたようで、秋には葉を繰り出してくる苗も多い。しかし先が長いなあ。


自家交配ニオイ苗。ビン出し後数年、ようやく来春に開花するかも・・


春に交配した果実が大きくなった。結局15果ほど残した。今年はセルフが多いので出にくいかも。
エビネはやや未熟果の状態で播種する方が早く、良く発芽するともいわれるが、ニオイの場合は発芽が遅くよくわからない。
扱いやすい完熟？になってから播いている。それでも熟度にはだいぶ差があるがあまり気にしない。
昨年播種の発芽分の移植と今年の播種を10月の初めにする予定。
かつてに比べると随分少なくなったが、少数精鋭？に切り替えている。