フ～～～～～
コロナのため、外出や来客もほとんどなしで花の終わったエビネの植え替えをしていました。
全部で50鉢近くやったかな。鉢を増やしたくないので処分を含めてかなり無理をしました。
上砂替えや手入れやらを含めて、1日8時間、しっかり5日かかりました。
全体的に根の状態は、コオズ、ヤマト系は良く、ニオイも昨年の暑さを考えればまあまあかな。
ニオイは昨夏、高温回避のため強い遮光をしていましたが、この程度なら仕方ない範囲かな。
ここ3年ほどニオイの二重鉢による実験をしていましたが、良い結果ですね。
素焼きの大きめの鉢にプラ鉢のニオイエビネを入れて隙間を小粒の日向砂で埋めて気化熱を利用した鉢温低下効果で根腐れを防ぐ意図ですが、根の傷みが少ないようです。問題は場所を取ること。
貴重な弱い株限定かな？きっと二重鉢をやめた途端、作落ちしそうで怖い？
今年は奇花咲が多かったのと、ニオイで大株ではないのに芽数が増えるものが見られました。
エビネの画像はほとんどダメ・・・
新しいカメラになって試行錯誤していましたが、載せられるような画像がほとんどありません。
久々に咲いた「南郷の青紺」 3輪のみ。咲き始め。開花後花弁が反転するようです。
花型は阿修羅のタコ踊りですが、自然種の色としてはいいかも。交配にも少し使ってみました。
これも久々に咲いた古い御蔵島産ニオイ。やっと咲いたくらいの花。
野性味のある濃紫ですが、ちょっとコオズの血があるかも？
新花で期待の花
①6年前に自家交配したニオイ系交配。紫錦閣、御蔵紫王、無銘ニオイなどの血が入っています。
濃い青紫で今後に期待大です。色濃く舌が大きくなれば良い株になりそう。3年先かな？
期待していた交配の開花1号。苗が10ほどあるので後続株の開花が楽しみ。
②業者さん交配の株2年目 まだまだこれからの株。色はいいのですがどうかなあ？
③業者さん交配からの株 ニオイ交配でこの交配からは良い青紫花が出ますが、これが兄弟ならコオズの血を持っていそう。10花くらい咲いた中でこの色彩はこの1株だけ。ラベルの差しまちがい？ 多分まちがいないと思います。色以外はよく似ていますので…
植え替えがすんで今年の作が始まりました。
今年はミネラル分として海藻原料の資材を試してみようと思います。1万倍にしても茶色が濃いです。
長年栽培している株の花色が褪せるように感じることがあり、微量要素、ミネラル、水に注目していますが、エビデンス的に効果の立証は難しそう。結果よければいいということに…
まずは過剰施用の害が怖いので、薄めにしてスタート・・・
コロナ下であってもやれることを着々と進めるしかありません。がんばりましょうね！
