エビネ　盛り上がらず

春は何かと忙しい季節。天候も晴れや大雨、強風・・・めまぐるしく変化する。
なかなかエビネに手が回らないが、花なし株や小苗の植え替えをやりかけている。

花付きが悪く、蕾の充実もよろしくない。今年は大凶作の年と見切った。
撮るような画像もないし、新花も咲いてはいるが冴えない感じ。

コロナが下火になって飲み会が復活したとたん体調がすぐれない。胃腸の具合がよろしくない。
エビネツアーの段取りはまだできていないが元気が出ない。今晩には行くかどうか決めようと思う。

今日は花弁への薬害調査をした。農薬を既定の濃度よりやや濃い目に調整し、1花5枚の花弁の3枚に綿棒で塗る。殺菌剤5種、殺虫剤5種。供試品種は濃色のニオイ系、コオズ系、サツマ系の3品種、30花。
3～4日すれば脱色などが現れるはず。だいたい薬害の出やすい農薬は見当がついているが、あらためて検証をしてみる。品種による差があるかもしれない。
寒蘭では蕾が委縮したりするが、エビネの場合は花弁脱色したり、新葉が傷んだりすることがある。
エビネは蕾が出る前にしっかり薬散し、その後、開花、新葉が展開してハカマが取れるまでは薬散しないので、薬害が出ることはないが、かつては花時に殺虫剤を散布して激しい薬害が出たことがある。
小屋の外は急に虫が増えてきている。アブラムシやアオムシ類など元気を出してきている。要注意。
アブラムシのつきやすい小屋周辺の木や草にオルトランを散布して防除している。

気が進まないが少しだけ撮った画像。設定もムチャクチャ。やる気なし！

ニオイ自然種　無銘御蔵島産   40年以上わが家にいる花


ニオイ交配種　無銘　兄弟株はよく似た優秀なものが多い


コオズ交配種　無銘倍体　濃色


コオズ交配種　無銘　濃紅紫色


コオズ交配種　無銘　古くからある青紫系花　交配によく使ったが良い青紫花は作れなかった。