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蘭亭白木蓮

ブログをはじめました。 周りの心配をよそに衝動的に船出してしまいました。 定年退職しましたが元気に仕事を続けています。                   はるか昔、小学校理科の時間、ヘチマの種まきに胸をワクワクさせ、中高生の頃は家のベランダで大輪朝顔やぶどう、熱帯果樹の鉢栽培にチャレンジ、さらに学生時代には農学部で花卉園芸をかじり、就職、結婚して仕事に励みながらエビネなどの蘭を心のオアシスとして40年以上育ててきました。                          これまで歩んできた道筋を今一度たどりなおして、心新たに楽しみを深めていきたいと思っています。                                     庭の片隅に白木蓮の木があります。その傍らに自作の小蘭亭があり、蘭たちからの叱咤激励の声を聞きながら、これからも日々歩みを進めていきます。          コメントは大歓迎ですが、生来の筆不精、頂戴したらその返信を書くのに考え込んでしまう不器用、時代おくれのオッサンです。多分、返信はようせんと思います。   ブログ本文の中でお答えできたらと思っています。 失礼の段、くれぐれお許し願います。(画像、文の転載はご遠慮願います。2017.7.23)

エビネ 花の終わりと作の始まり

今年のエビネの総括

天候を振りかえると、昨年は5月中旬に早く梅雨入りしたが、エビネの生育は順調だった。
7月下旬から8月上旬は暑い夏が続いたが、中旬に一転して冷夏長雨のような天気になり、極端な日照不足となった。ここが大きなポイントと思う。
8月下旬には夏が戻り、秋はほぼ順調な推移で病害虫は少なく、12月中旬には冬になった。
冬はラニーニャで、1月はやや寒く、2月は寒波が繰り返しやってきて寒さが厳しかった。
3月中旬から一気にあたたかくなり、桜は平年並みの開花。
エビネの開花は、4月8日頃からほぼ平年並みに始まり、10日前後の高温で一気に進んだ。
20日頃に平年並みにほぼ満開になり月末に終了。高温傾向の中での開花であった。
着蕾、花の充実は思ったより良かったが、急な高温で一気に咲いて、咲き方、色、冴えは今一歩。
しかし、全般的にはまあまあ、良い年であったように思っています。

昨年8月中旬の低温多雨、日照不足は他の植物の開花に影響があって、キンモクセイは10月末になってようやく開花し、今春のヤマホウシ、ドウダンツツジにはほとんど蕾がついていなかった。
しかし、エビネは夏バテ回避に役立ったようで、株の活力維持、蕾の生育にはよかったように思う。日照不足の補いに急遽、採光を高めたこと、ALA肥料(光合成促進効果期待)や活力剤、はじめて使ったミネラル源としての海藻エキスも良かったかもしれない。
冷夏にエビネはよくできるという言葉どおりであったと思う。特にニオイ系はその傾向がはっきりしているように感じた。

今年は花時にオークション出品をしたので、花の撮影はドタバタ、パシャパシャ撮った画像ばかりで、あとから見るとピントが合っていない雑な画像が多すぎる。栽培品種の半分くらい撮ったかな。
このカメラに換えてからどうもうまく撮れません(とカメラに八つ当たり?)。
撮り方が何かまちがっているのかなあ???カメラがかしこすぎる。飼い主に合わせてください。
出来の悪い画像ばかりですが、また整理して載せてみたいと思います。

花茎抜きもだいぶ進みました。春の植え替えが始まります。連休中が勝負です。明日から開始。
春の植え替えは傷みやすい(ニオイは根が少なく新根を大切にしたい)のでできれば秋の初めの方がいいと思っていますが、分散してやらんとしんどい。
展葉が進みつつあります。今年の作の始まりです。
置き場を決めたら触らず、動かさず、いらんことをせず自然の勢いに任せておきます。
肥料や薬散もしません。そっとして伸び伸び葉が展開するのを見守りますが、異変があれば急を要するのですぐに対処します。
ここから2ヶ月が来年の株のキャパシティを作る大切な時期と思って頑張ります。
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