エビネファン、待望の季節がいよいよ始まりましたね。
桜開花直前の3月23~25日の冷え込みと4月初めの2回の低温でエビネの開花に急ブレーキがかかり、開花スピードが停滞してしまいました。
平年より早めの開花を予想していましたが、どんどん遅れてようやく本格的な開花が始まろうとしています。
昨年の気象条件が良くなかったためか、花付きが悪い上に蕾の数が少なく、小さいように感じるやや残念な春ですが、気を取り直して楽しみたいと思います。
今年は久々にエビネツアーに出かけたいと思っていましたがかなわず、同好の方々のHPやブログ、業者さんのページなどの画像を拝見させていただくことにします。
エビネの開花は、ジンチョウゲが咲いて1ヶ月後とか、桜の花が咲いて2週間後とかいいますが、 目安にはなるものの春は気温の変動が大きく、ほかの花の開花後何日でエビネが咲くというような指標は難しいようです。むしろ開花前の2~3日続く低温がブレーキになり、しばらく停滞してしまう影響の方が大きいように思います。加温調整しないので仕方ありません。
また、最高気温が一気に上がる(25℃以上〕と慌てて咲こうとしてしまうようです。
ゆっくり着色が進む方が良いし、やきもきしながら長く開花までの時間を楽しめます。
ニオイは咲き始めは濃色に見えても、数日後には花弁が広がり色が褪めてくるものも多くありますので、画像の撮影タイミングが難しいです。
平日は仕事で朝7時半頃に家を出て、暗くなって帰宅しますので良い画像の撮影はムリです。
早朝と夜に電気をつけて見るようにしていますが、よく見えないし落ち着きませんね。
朝早くの画像は良く撮れません。 夜、室内に取り込んで人工光を駆使して撮影したこともありましたが、どうも不自然さが出て好きになれず今はやっていません。
結局、休日勝負ということになりますが、天気によってもずいぶん写り方が違います。
良い画像は、良い花が咲いて、良い光線条件下で撮らないとうまく写りませんので、時間制約が多い中では会心の画像なんてなかなか撮れません。
新花も含めて15株ほど咲きはじめています。遅早差が大きいようで、まだ蕾が出ていない株もあります。
今年は花が良くなさそうなので頑張っても良い画像が撮りにくい年になりそうです。
ただ写っているだけの画像になるかもしれませんが、また載せていきたいと思っています。
明日朝、咲き進んでいる花の画像を2~3撮って載せられればと思いますがうまくいかないかもしれません。咲き方がよくないですが無修正でやってみますわ。素質を見るには無修正がいいですね。
蕾の確認ができたので交配計画を作り始めています。楽しい男のロマンの時間ですね。
着果させ過ぎないように気をつけますが、とりあえずつけておいて、あとで淘汰するのもいいです。
小株や充実が悪い株に着果させると株が弱りやすいので、母株の選択には注意がいります。