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蘭亭白木蓮

ブログをはじめました。 周りの心配をよそに衝動的に船出してしまいました。 定年退職しましたが元気に仕事を続けています。                   はるか昔、小学校理科の時間、ヘチマの種まきに胸をワクワクさせ、中高生の頃は家のベランダで大輪朝顔やぶどう、熱帯果樹の鉢栽培にチャレンジ、さらに学生時代には農学部で花卉園芸をかじり、就職、結婚して仕事に励みながらエビネなどの蘭を心のオアシスとして40年以上育ててきました。                          これまで歩んできた道筋を今一度たどりなおして、心新たに楽しみを深めていきたいと思っています。                                     庭の片隅に白木蓮の木があります。その傍らに自作の小蘭亭があり、蘭たちからの叱咤激励の声を聞きながら、これからも日々歩みを進めていきます。          コメントは大歓迎ですが、生来の筆不精、頂戴したらその返信を書くのに考え込んでしまう不器用、時代おくれのオッサンです。多分、返信はようせんと思います。   ブログ本文の中でお答えできたらと思っています。 失礼の段、くれぐれお許し願います。(画像、文の転載はご遠慮願います。2017.7.23)

エビネ 高温の影響

5月24~26日頃の全国的な高温は、5月としてはこれまでにないほどの気温を記録したところが多くありました。
当地においても32℃を超す気温でした。気温にばかり目が行ってしまいましたが、湿度がたいへん低く、風も強いという天候で、エビネには厳しい気象条件でしたが、水を多めにやるくらいで全く無防備でした。
昨日、ふと見ると一部のニオイエビネの葉に変色が見られました。アリャリャ~~~

葉先に近い部分が褐変。今年植え替えたので根が弱いのかも?(品種:御紫)


葉先が黄色くなっています。下の葉は古葉。(品種:無銘自然種ニオイ)
 

ここまでほぼ順調に生育していましたが、急激な高温、乾風にあぶられて障害が出たのではないかと思っています。程度は軽いですが、日照も例年より少なくしており、ほかに思い当たる原因がありません。変化や症状は起因から数日経ってはっきりして来ることが多いです。
ニオイエビネはもともと根が少なく、伸びも遅めで、この時期、葉はまだまだ柔らかく、高温、強風で葉からの蒸散が激しくなって脱水症状を起こしたのかもしれません。ニオイエビネ以外は問題ないようです。
経験則に頼るのも必要ですが、勝手に都合よく解釈せず、現実をつぶさに観察して仮説を立てきっちり改善行動する方が大切かと…

春から初夏にかけては過ごしやすい季節のはずですが、気象変動の激しい時期でもあり、近年はその振幅が大きくなってきているようで注意が必要ですね。
九州南部では梅雨入りしたそうですがこちらは快晴。今後も高温傾向で6月は雨が少ないと予想されています。展葉の仕上がりが早くなるかもしれません。ハカマ処理をして葉が固まってきたら一度ていねいに薬散し、今年は照度を再度検討して少し肥料を効かそうと思っています。省力で無駄のない肥料のやり方を考案中です。
これから1ヶ月余りで今年の作がほぼ確定するように思います。
6月21日は夏至。最も太陽が高く日長が長くなります。このあたりに生長の大きな峠があるように感じており、そこに至る今は大切な時期だと思います。
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