やっとゴールデンウイークにたどり着きました。
エビネは終わりかけ。何のために一年世話してきたんかなあと思うくらい、楽しむ余裕もない多忙な4月で潅水するのが精いっぱいでした。この連休くらいはゆっくりしたいですね。
今日も無理して画像を撮ってみましたが、終盤でろくなものがありません。
このブログにも載せたいと思っていましたが、出来の悪い花の展示会はいやですしね。良い画像を撮るのは本当に難しいことだと思います。
今年のエビネは良くないですね。
自分の手抜きはともかく、昨年夏以降の天候不順、冬の厳しい寒さの影響でしょうね。
花着きや充実が悪くがっかりでした。花が入るはずの株に花がなかったり、花が素直に咲かなかったり、遅くになっていじけた蕾が出たりしてばらつきが大きかったです。でも花がない株は新葉の伸びが良いので来年に期待です。目はもう来年に向いています
交配も期待していた花が咲かなかったりしてかなり少ないめです。交配するのは簡単ですが、栽培スペースが限られているので最小限にしておかないと、あとの育苗スペースが確保できません。
栽培スペースが潤沢にある栽培者はほとんどおられないので、購入株は厳選され、先鋭化していくのでしょうけど、熱しやすく冷めやすくなるかもね。自分は何が好きなんかを大切に育てていきたいですね。
交配種のコオズなどは観賞価値が高いと思いますし、
栽培が難しいニオイより楽しめると思いますが、オークションではあまり人気がないようでわざわざ出品してもこちらが失望するだけに終わりそうで意欲がわきにくいですね。
懐古趣味ではありませんが、自然種のジエビネ、タカネ、サツマなどは歴史的文化遺産になりつつあるのかな。いい風情があるのにね。楽しみ方の視点が違うんでしょうね。趣味の世界ですし各人の感性ですからね。
出来の悪い画像ですが、いくらか載せていきたいと思います。よろしくお願いします。
ニオイ系自然種「御蔵紫宝」 濃紫紅色の古い品種ですが今年は充実悪く全くだめですね。交配で濃色花をよく生みます
ニオイ自然種無銘純白花 気難しい株でなかなか大株になりません。作落ちして舌が貧弱で弱々しいです
ニオイ系交配種無銘 業者交配ビンから育成。初花で未熟花ですが色の冴えがよく今後に期待の株