農薬

今日は夏至。雨の一日でした。
太陽の高度が一番高くなる(南中約79度）時期なので、日の当たり具合をチェックしておきます。

わが家では植物栽培にできるだけ農薬は使用しないようにしていますが、無農薬栽培と言うほどの制限はしていません。必要なときに効果が出る最小限な使用を心がけています。

農薬の使用は農薬取締法で作物ごとに細かく決められており、対象作物に登録がないと使用できませんし、安全のため、ラベルに書いてある使用方法（濃度、時期、回数）を守る必要があります（残留、薬害などを回避するエビデンス）。
基本的に毒性の強いものは使用せず、食べる作物と花や庭木のように食べない作物では使う薬剤を変えています。花や樹木は登録農薬が少ないですね。
野菜は自家用なので、少々病害虫にかじられて傷がついても気にしないようにしています。

使用濃度は濃いめにはせず、ラベルに書いてあるとおり計量して使用します。
また、混用はせいぜい３種くらいまでとして、濃度による薬害が出ないように気をつけています。
一番大切と考えているのは、よく観察して出始めにたたくこと。蔓延防止に必須と思っています。病害虫が広がってしまうと、なかなか抑えがききにくくなります。
もちろん病害虫の発生時期や気象情報もよく見ています。高温時は薬害（特に殺虫剤）が出やすくなりやすいです。
見かけない病虫害は、時間があれば専門の方に見てもらうこともあり、アテズッポウで適当にやったりはしません。散布回数はずいぶん少ない方と思います。

わが家の倉庫にある農薬について、使用時の確認のため、一覧表にして壁に貼ってみました。
ほとんど野菜用で、あまり使わない農薬もありますけどね。


肥料は基本的に有効期限がありませんが、農薬は製造後３～５年程度になっています。期限が切れてもすぐに効かなくなるわけではないですが、徐々に低下するので適当に買い換えます。
店頭販売時にすでにいくらか年数が経過しているものがあり（特にＨＣ）、気をつけています。