こちらでも桜が開花して春本番になってきた。平年よりちょっと早いくらいかな。
当方のエビネ棚はやや寒く、毎年スタートが遅れ気味で2~3日前からようやく蕾が見えだしてきた。
蕾が見えて10~15日で開花。咲き始めは4月10日くらいでほぼ平年並み。20日ころ満開見込みかな。
気温が低いと葉が伸びやすく、高いと花茎が伸びやすい傾向がある。急な高温での開花は良くない。
ニオイエビネ 自然種「島古風」 1980年入手の古い自然種。カミさんよりつきあいが長い。
蕾の充実が良くなさそうで猛暑には弱いよう? ごく薄い桃紫弁白舌花
栽培45年間、紆余曲折の中で結局7~8株しか増殖できなかったなあ。手元には3株のみ
葉鞘が伸びて新芽にふくらみがなく葉が伸びだす株は葉芽のことが多いが、それでも遅れて奥から小さな花芽が出てくることもある。今年はその傾向がありそうなのでしぶとく待ってるよ~~
予想どおり全体的に蕾は少なそう。新芽が細いわ~ 小苗の生育も悪く新花の開花も期待薄。
昨夏の猛暑時、ひどい作落ちに陥らないよう遮光を強くしたので覚悟の上。維持第一で仕方なし。
天候に恵まれ、うまく生育したら、来年は自家交配のニオイ苗がだいぶ咲くと思うがな・・・
今年の交配計画は♂♀株の両方が咲かないといけないので難しいかも。
置き場もいっぱいなのでニオイどうしの厳選交配で臨む。
今日は開花前の薬剤散布をした。殺菌剤を主体に浸透性のある殺虫剤とHP青を薄く混用。
エンジン噴霧器を使うようになってあっという間に散布できる。葉裏までよくかけるために葉をあおるように手元操作するが、勢いがありすぎるのでコントロールにはちょっとコツがいる。
この散布以降、展葉がすんでハカマ割きが終わるまで基本的に防除はしない。
当方の棚は寂しい春になりそうなので、旅行を兼ねて今年こそ展示会にも行ってみようかな。
昔のようにハシゴするほどには開催されないようで残念ですけどね。
丹精されたすばらしいニオイエビネに会いたいなあ!
ここ3年の猛暑でニオイエビネを作落ちさせたり、枯らしたりした方も多いのではないのかなあ?
40年以上維持してきた数種類の無銘御蔵島産ニオイエビネは、葉や根が剛直でニオイの血が濃く、栽培が難しいものが多い。コオズの血があるものとはだいぶ性質が違うと感じる。
1980年代に入手した多くのニオイ株は、栽培するうちに消えていったものも多くあった。
とにかく急な障害発生のドタンバタンが多く繁殖が悪い。40年以上経過していまだに1株だけしかない株もある(増殖、消滅を繰り返し何度も痛い目にあった)。維持し続けること、持続可能栽培が大切。
エビネとともに歩んできた人生、手元に残る株を大切に維持したいと思っている。