エビネ　冬囲い

来週後半から本格的な寒さがやってくるらしい。今日、明日はあたたかい予報なので作業。
寒いのが嫌いで寒いと何をするのも億劫になる。今のうちに気は乗らないが冬囲いをやりかけている。

いよいよ今年の作も終了。
新芽が小さい感じがしている。6月下旬の急な高温で遮光を強くした影響かもしれない。
棚下を古い殺菌剤で（いくらかは効く？）殺菌し、かごに入れたエビネを地面から20ｃｍくらいのところに渡した桟の上に置いていく。

作業途中の様子（交配苗、来春開花？の置き場）
上に見える金網の上をビニルで覆う。


エビネ小屋の収納状況。このビニールの下にエビネが入っている。
冬の間も無加温だが地温効果により気温が下がりにくい。湿度も高く省力で安定した置き場。
湿度が高いので、殺菌剤を散布してから収納するが、病気の発生はほとんどない。
ニオイエビネもほとんどここで越冬。低温で葉先が若干傷むことがあるが生育には問題ないよう。
この後しばらくは側面を開けたままにしておき、気温が0℃以下になったら側面のビニルを下ろす。
さらに寒くなったらビニールの上に発泡スチロールの板を置いて放熱を防ぐ。


この小屋以外に土壁の倉庫の中にも収納するが、乾燥しやすく鉢ごとに乾燥具合がバラツキやすい。
管理はこの小屋の棚下の方が楽で、エビネの状態も良いように思う。湿度保持が大切と感じる。
冬は乾き気味より湿度は高めてしっとりしている方がいいと思っている。
新芽は1月下旬ごろには動き始めるが、3月上旬までこのまま静かに過ごします。おやすみ…