エビネ　播種

ずいぶん秋らしくなりました。扇風機もしまいました。秋も色づいてきましたね。
菜園の野菜苗も順調に大きくなってきています。
寒蘭の蕾も急に目立つようになりました。

今朝は早く起きてエビネの播種を行いました。
いつもの年と同じやり方です。作製済みの培養ビン30ビンほどに播きました。
種子殺菌は次亜塩素酸水を使っています。便利で汚染もほとんどありません。
慣れているので時間はそんなにかかりません。準備から終了まで2時間半くらい。
特にトラブルもなく終了。衣装ケースに入れて当分は常温で管理しておきます。
容器は150mlガラスビンを使用（家庭用の圧力釜で2段に重ねて1回13本滅菌できる）。
ビンは何回でも使うがフタはさびてきたら交換（3年くらいは使える）。

播種済みのビン。発芽するまでひたすら待つ。
ニオイ交配は播種後1年くらいたってから出だすビンも多い。

衣装ケース内で保管。フタの前の番号は消さずに上書きしまくり。混乱はしません。


ついでに昨年播種分のニオイ苗の移植と培養液の追加補充も数本やりました。
苗はあまり良くない感じですが、遅くならない方がいいです。

培養液を追加注入してもうひと頑張りのビン（ニオイ交配。播種後2年）。来春植え出し予定。
植え出せないこともありませんがまだ小さく、秋の植え出しはできるだけしません。


ニオイ交配の播種後1年。よく発芽した部類のビンで（まだわずかしか発芽していないビンもあり）、もう少し大きくなったら移植する。移植して培地が合えばその後の生育は良いことが多い（合わなくて全滅もある）。
コオズの血が入ってくると早く発芽し、生長もだいぶ早く培養が楽なように感じます。


気の長い話ですが、先に楽しみを持つことが活力のもとになると思っています。男のロマンやなあ…