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蘭亭白木蓮

ブログをはじめました。 周りの心配をよそに衝動的に船出してしまいました。 定年退職しましたが元気に仕事を続けています。                   はるか昔、小学校理科の時間、ヘチマの種まきに胸をワクワクさせ、中高生の頃は家のベランダで大輪朝顔やぶどう、熱帯果樹の鉢栽培にチャレンジ、さらに学生時代には農学部で花卉園芸をかじり、就職、結婚して仕事に励みながらエビネなどの蘭を心のオアシスとして40年以上育ててきました。                          これまで歩んできた道筋を今一度たどりなおして、心新たに楽しみを深めていきたいと思っています。                                     庭の片隅に白木蓮の木があります。その傍らに自作の小蘭亭があり、蘭たちからの叱咤激励の声を聞きながら、これからも日々歩みを進めていきます。          コメントは大歓迎ですが、生来の筆不精、頂戴したらその返信を書くのに考え込んでしまう不器用、時代おくれのオッサンです。多分、返信はようせんと思います。   ブログ本文の中でお答えできたらと思っています。 失礼の段、くれぐれお許し願います。(画像、文の転載はご遠慮願います。2017.7.23)

エビネ 新芽の動き

昨日は大寒。一年で一番寒い時期を迎えている。ここからしばらくは寒さが続きそう。

気象庁の過去のデータによると、このあたりの最低気温は1月下旬から2月上旬が最も低くなる。
年によっては2月の半ばころまでは-5℃以下のような突発的な強い冷え込みがあり油断ならない。
エビネは静かに春の到来を待っているが、1月下旬ごろから新芽が少しずつ動き出してくるものがある。これから芽が動き始めると低温の影響を受けやすくなるだろうから気をつける。

ニオイエビネ交配種 新芽が少し伸び始めているよう。小苗は早く動き出すものがある


ビニールで囲った小屋の棚下は最低気温が下がりにくく、逆に最高気温も上がりにくいので温度差は小さい。気温上昇が遅くなるので芽動きは遅めだが、冬はゆっくり休ませる方がよいと思っている。
しかし、3月になるとどんどん伸び始めて、結局は通常の開花時期とほぼ同じくらいに開花する。
伸び始めたら日照不足でモヤシにならないように採光に気をつける。
今年は新芽がやや小さそうなのがだいぶあるので気になっている。どうかなあ。

加温中の培養ビンの中でプロトコームから伸び出してきたビンがあったので、5本ほど移植した。
今回は電子レンジで簡易作成した培地を使った。
これまで少量の植え替え時に何度かやってきたが、培地作成時の加熱に少しコツがあって、水分の蒸発(培地が濃くなってしまう?)を抑えながら殺菌効果を発揮できる手加減が難しいと感じている。
電子レンジによる培地作成や殺菌効果についてはネットでいろいろ調べてみてやりはじめたが、書いてある通りやったら、あっという間にふきこぼれて大変なことになったりした。慎重に加温の程度を実験したうえで作業工程を決めているが、1回ずつレンジ内の加熱状況を見ながら進めるので神経を使う。また、工程は個々の電子レンジのW(ワット数)や加熱の癖などに差があるのでそれぞれに合わせて調節する必要があると思う。ふきこぼれるような加熱は厳禁。
これまで、殺菌不良によるカビなどの発生はなく、殺菌効果は高そうだが、水分の蒸発によっては培地濃度がやや不安定になるかも。あくまで緊急対応時の使用にとどめている。
現実的には播種や植え替え時に多めに培地を作っておいて冷蔵庫などに保管しておき、必要に応じて使うのが間違いないと思う。作成して3~4か月くらいの間なら十分使えると思う。
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