エビネ　梅雨明け

梅雨明け　とたんに暑い夏の日差しが照りつけだしました。昨日は34℃。今日は33℃。暑いです。
エビネにとって生育環境が激変しています。夏のスタート時は夏環境に順応させる重要な時期です。
初めからバテさせると、回復せず秋の充実にうまくつながりません。
夏バテさせないように昨日、例年より遮光を強く（黒50%寒冷紗追加）し、通風扇の稼働時間を長くしてみました。
かなり暗いですね。3000Luxあるなしくらいかなあ。ペンタガーデンの葉緑素増強効果も期待？
新芽が小さく細く出るかもしれません（当然花芽の着きは悪い？）が覚悟の上です。
昨年よりもっと厳しい高温の夏がいずれは来ることでしょう。その時に被害を最小にとどめるために日照制限などをして気温の上昇を防ぐための実験の一つです。

夏越しはクーラーやミスト、山上げといった費用のかかるものは別として、普通は栽培場所の日照、気温、通風、潅水をどうコントロールするかでしょう。ニオイエビネは夏のムレに弱いので特に気を使います。新根であっても秋に黒くなっている根を見かけることがあります。

遮光資材にクールホワイトを使っています。昨日は34℃近い気温（アメダス）でしたが小屋の中の葉の高さの気温はmax32℃台（最高最低温度計）でした。クールホワイトと遮光強化、通風扇の稼働時間を増やした効果かも？
夏の潅水は、夜21時ころにすることが多いです。できるだけ夜温を下げたいと思っています。
先日、花芽分化促進用の施肥、ダニ防除を済ませ、いよいよエビネたちは夏休みに入ります。
エビネ小屋のブログもしばらくは書くこともなさそうなので夏休みになりそうです。