エビネ　葉色

梅雨も終盤になり、連日曇雨天が続いて気温も低めです。
エビネは今年の生育が一段落し、花芽分化期に入ろうとしています。
見た目の変化があまりなく書くことがありません。無理して話題探し・・・

エビネの葉色は品種によっても濃淡がありますが、置き場所、施肥によっても変わってきます。
強い光の下では薄くなりますし、暗いとことでは濃くなります。
施肥の差についてはわかりにくいですが、稲や野菜などではN（窒素）を多くやると葉色が濃くなるといわれています（善悪はともかく）。エビネではN肥料を特に効かすようなことはあまりないと思いますが、葉緑素を増やす働きがあるといわれるペンタガーデンという肥料があります。
実験：ニオイエビネの同じ品種で同じくらいの葉色の２株を一緒にやや暗いところにおいて、6月中旬から置肥をしながら片方にだけペンタガーデンを週1回与えてみました。
画像ではわかりにくいですが与えたほうが少し葉色が濃いような気がします。果たして施肥によるものかどうか、またそれが生育にプラスになるかどうか、今後の推移を見てみたいと思います。

左：ペンタガーデン施用　右：施用なし
左の株の方が葉色が濃いようです（葉が濡れていて見づらいです。すみません）。

夏は暗めに管理するので、光合成能力が高くなれば株にはよいはずですが果たして？？？
ペンタガーデンは350mlが2～3000円します。高いので必要を感じた時にだけ限定して使います。
はじめは東洋蘭の方に勧められたのですが、その方が東洋蘭にやると葉が伸びすぎるので使わなくなったといっていました。冬に室内の弱光下で植物栽培するときによいという方もいるそうですが、私の場合はあまり必要性を感じていません。

ヤフオクへの出品は秋以降に再開できるよう倶楽部の先輩２人と準備を進めることになりました。「お知らせ」のカテゴリーをごらんください。