今日はしっかり水やりをしました。来週中ごろから気温が高くなる予想ですので、エビネも本格的に目覚めることと思います。頭からシャワーする程度に薄い液肥(ハイポネックス)と活力剤(リキダス)をやりました。ハイポネックスとリキダスは同じ会社の製品ですが、原液どうしを混ぜるとモラモラとした沈殿のようなものができてしまいます(これを薄めて与えても問題ないそうですけど)ので、どちらかを薄めた後で入れるといいです。
エビネの新芽はすでに動き始めているものがありました。予報によると、これから暖かい日が多くなりそうで、今年のエビネは早い開花になりそうですね。
今春こそ、計画的に植え替えをしないと多くのエビネが作落ちしてしまう~~~
久々に用土の調達をしようと思って、調達先に在庫の有無を尋ねてみて驚いてしまいました。
昨年秋に閉店。40年以上やっていたのに・・・在庫管理もよい店だったので残念至極。
もう一つの残念・・・使いやすく質のよい用土だった「さつま土」(中村産業)が生産をやめたらしいとのこと。あの独特な感触が好きで長年使ってきましたが、もう手に入らないのかと思ったら植え替え意欲もがっくり落ちた。
エビネの用土は「鹿沼土」を主体に、「さつま土」を3割くらいとベラボンを入れていましたが、代わりに何を使おうかと思案中。ボラ系統の軽石かなあ。少し硬いかんじがしてあまり好きでないけど、手軽に入手でき、値段も高くないものを探すことにします。
かつてはいろいろ配合をしていましたが、あまり際立った効果もなかったので、配合はシンプルにした方が楽だと思っています。植え替えごとに配合を変えない方が管理がしやすいと思います。
エビネはあまり用土にこだわらなくても、鉢との組み合わせや水やりをコントロールすればそこそこはできるように思いますが、ニオイとほかのエビネは根の育ちが異なるように感じており、ニオイエビネにはパーライトやゼオライトなどを少し入れたりすることがあります。
ニオイエビネは水苔でもよく育つように思いますが、高価なことと砂植えとは水管理のタイミングが違うので管理がしにくく、また毎年植え替えが必要なので、幼苗やひどい作落ちで根の少ない時に使う程度です。
そこでニオイエビネの用土として思いついたのが、水苔的なやさしさがあって持続性のありそうなベラボンとクリプトモスの混合用土(洋蘭的?少し軽い?)。ベラボンは砂植えの中に混ぜていますが、ニオイには合っているように感じていますし、クリプトモスも持ちがよく、使用例があるので、あとは混合割合、植え方と水やり(これが難しいかも)の問題と思います。植え替えの手間、コストなども検討してみます。使用後の後始末も庭木のマルチに使えると思います。
高温の蒸れ対策?も兼ねて今春試してみようかと考えています。あくまで実験なので、マネされない方がいいと思いますよ~~失敗常習犯ですから。最悪、根がボロボロになる可能性もありかな?