早々に梅雨が明けたものの、自然のサイクルに変調を来しているのか何か変な感じがする。
セミが鳴かない。先週くらいからポツポツとクマゼミの抜け殻を見るようになったが、そのあと止まっている感じ。暖地性のセミだが暑いのに散発的に鳴くくらいで、やかましく鳴くにはほど遠い。
ほかのニイニイゼミやアブラゼミの声は全く聞かない。異常高温で羽化がうまくいっていない?
トンボも少ないが珍しくチョウトンボを見かけた。
蝶はエサになる野菜やかんきつを人が作っていて、そこそこ飛んでいるがアオスジアゲハは見ない。
あまりの高温のためか野菜には不思議なくらい害虫が少ないが、よく見るとバッタが増えてきている。
それももう立派な成虫だ。キリギリスもいるがなぜか鳴かない。 不気味な静けさを感じる。
庭木は大丈夫そうに見えるが、この後どうなっていくのか心配だ。
梅雨中ならしばらく晴れても地中には水があって大丈夫だが、こんなに早く梅雨明けしたら地中の奥まで水が無くなって木が萎れだす。
そうなると少々潅水してもしみていかずに木が枯れる。土中がカラカラになる前の水やりが必要だ。
ランは見かけ上はニオイエビネが一番しんどそうだが、今のところやっと何とかしのいでいる感じ。
朝の早い時間に冷たい井戸水をしっかり棚下潅水し、通風扇を回すのがいいように思う。
春蘭、寒蘭は新芽が伸びてきているが、いいのかよくないのか不明。潅水の手加減もよくわからないが、乾きが早いので根が止まらない程度にやや多めにやっているつもり。
3年続きの猛暑、おかしくならない方がおかしいのかもしれん・・・もう戻らんなあ。
来週はひょっとしたら天気が不安定になるかもしれないと言っているが、どうかいな?
関東以北は前線の影響やオホーツクからの冷たい北東気流の影響で不安定そう。
西日本は南の海が騒がしくなってきている。熱帯性の低気圧の雲が押し寄せてくるかどうか、前線がどこまで下がってくるかによって天気が変化しそう。安定した夏空だがチョイ変化の兆し?
しっとりと100mmくらい、しみ込むような雨が欲しい。そのあとはどうなる? きっと夏が戻る?
まさか予想と真逆の冷夏長雨にはならないだろうが、不安定さのある夏かもな。