熱い真夏の太陽が降り注ぐ日が続きます。暑中お見舞い申し上げます。
50数年ぶりくらいに今年チャレンジ中の朝顔がようやく充実して咲いています。
花径は大きいものは20ｃｍくらい、小さいものは15ｃｍくらい。もうちょっと頑張れるかな！
大きく咲いても花弁が乱れたり切れたりすることも多く、絵にかいたようにはなかなか咲きません。
縞柄も入り具合が一花ずつ異なり、咲いてみないとわからないので難しいが、それも面白い。
品種や系統（青葉系、黄葉系）によって肥料への反応もずいぶん異なるようで、あまり効いていないものや効き過ぎで葉がゴリゴリしたもの、芯止まりしてしまったものもあるが、まあ初めにしたらこんなもんかなあ。
畑に植えた余り苗の朝顔(ジャングル化している)が案外立派に咲いているものがある。
黄葉は草性が弱めで普通は行灯仕立てにしないようだが全部行灯にした。何とか伸びてくれた。
この辺りでは大輪朝顔を作っている人は多分いないので玄関先にでも置いてみるかなあ。
近所には小規模ながら農家の方も多く、いろんな植物に関心があるので見てくれると思う。
人知れず静かに咲くのもよし、せっかくの花なので人様に見ていただくのもまた良し・・・
見る人が見たらなんやコレ？かもしれんけどな～～ いいのいいの 楽観と寛容、自分褒め！
朝顔展
〔青葉種〕
「万博70」 濃紫大輪 元気よく大きく咲く。20cmくらいはある。
「浅黄の園」 濃浅黄色大輪 少し肥料が効きすぎかな。かなり大輪です。
「信濃柿」 茶色覆輪 花弁が素直にしっかり開いて見栄えが良い
「霞紅」 鮮やかな紅色 あまり大輪に咲いていないが咲き方がよく冴えた紅が美しい
〔黄葉種〕
「新世界」 淡い水色 大きく咲かないが清涼感あり
「新団十郎」 茶色でしっかり咲く。渋い色でいいね！
「松の雪」 濃紺紫に白縞 色彩がとてもきれい。お気に入り
「曲水の宴」 浅黄色に白縞 この浅黄色が大好きです。これもお気に入り
「古今の月」 黒鳩色と言われる珍しい色彩に白縞。渋い！この品種だけ葉に斑が入っていない。
もう少し花に縞が入ってほしい。
「松籟」 清々しい紺紫花。ありそうでなさそうな冴えた色彩
早朝の日陰撮影でやや青みがかった色彩になっています。
鉢の中は根が一杯になって土の養分、肥料を吸い尽くした感じ。旺盛な植物ですね。
花が終了したら一度切り戻し、脇芽を出させて採種用に栽培を続けるが、増土と追肥が必要？
根が一杯で水やりが大変そう。真夏は採種に向かず、気温が下がってきた頃が採種適期だそう。
すこし日陰に移そうかな。でも採種まで株がもつかなあ。
畑で作っている株から採種する方が楽そうやね。
良い花の株を選んで来年用にセルフ種子を採ってみようと思うが、種のできにくい品種もあるそう。
種子はきちんと保管すれば数年は発芽するとのこと。大切に貴重な品種を維持したいと思います。
短期勝負でしたがとても楽しかったです。
アサガオの絞り汁を作って孫とも遊びました。
何十年ぶりかでやった実験：朝顔しぼり汁（紫）に重曹、クエン酸を添加すると色が変化
種子、栽培冊子をお世話いただいた研究会の方々に厚く厚く感謝！ ありがとうございました。
夏の朝、清々しく咲く朝顔の風情を愛でる笑顔が拡がってほしいと願っています。
