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蘭亭白木蓮

ブログをはじめました。 周りの心配をよそに衝動的に船出してしまいました。 定年退職しましたが元気に仕事を続けています。                   はるか昔、小学校理科の時間、ヘチマの種まきに胸をワクワクさせ、中高生の頃は家のベランダで大輪朝顔やぶどう、熱帯果樹の鉢栽培にチャレンジ、さらに学生時代には農学部で花卉園芸をかじり、就職、結婚して仕事に励みながらエビネなどの蘭を心のオアシスとして40年以上育ててきました。                          これまで歩んできた道筋を今一度たどりなおして、心新たに楽しみを深めていきたいと思っています。                                     庭の片隅に白木蓮の木があります。その傍らに自作の小蘭亭があり、蘭たちからの叱咤激励の声を聞きながら、これからも日々歩みを進めていきます。          コメントは大歓迎ですが、生来の筆不精、頂戴したらその返信を書くのに考え込んでしまう不器用、時代おくれのオッサンです。多分、返信はようせんと思います。   ブログ本文の中でお答えできたらと思っています。 失礼の段、くれぐれお許し願います。(画像、文の転載はご遠慮願います。2017.7.23)

高野山

弘法大師空海が今も生きておられるという高野山。
少し前に大阪で法事があり、良い機会と思いカミさんと高野山へ空海に会いに行った。
南海高野線に乗って極楽橋駅からケーブルカーですぐに上がれるが、昔は大変な道だっただろう。
私は小学生の時に学校からの林間学校で一度行ったことがあったが、カミさんは初めて。

どちらも真言宗ではないが、ここではそんなことはあまり意味がないようで、他の宗派も一緒に祭られている。四国八十八か所参りの最後の仕上げに奥之院にお参りするそうだが、そういう方がたくさんおられるようだった。それに加えてとにかく外国人が大変多く、ここは日本なのかと思うくらい国際化している聖地になっていた。

奥之院に通じる参道入口 ここから御廟まで2kmほど。

杉の巨木が生い茂る参道には左右に有名な武将らの苔むした墓標?がたくさんあって、なんとも言えない重たい空気を感じた。多分遺骨などはないのだろうが、大師のおひざ元にいろいろな人が思いをもって建てたものなのだろう。そして今もなおいろんな人が思いをもって集ってくる・・・
信玄や謙信、徳川と豊臣、信長と光秀・・敵対したもの同士が同じ空間に集合しているが、どういうわけか違和感、不自然さを感じない。
墓標の大小はさまざまだが、信長や豊臣のそれはそれほど大きくなく、地方のあまり知らない武将がどでかいのを作っていたりしていた。それぞれの建てた時の事情なのだろうがそれも虚しい。

明智光秀の墓 いったいだれがどういう思いで建てたのだろうか。小さい墓だがどういうわけかお賽銭が山盛りになっていて、その気持ちが何となくわかるように感じられた。


参道の奥にある橋を渡って(そこから先は撮影禁止)、御廟の前まで行ってお参りした。

高野山の中心地にある根本大塔や金剛峯寺にも立ち寄ったが、断然、奥之院がよかった。
昼食はごま豆腐を食べようと思っていたが諸事情でありつけず、そのまま下山。

小生、あまり信仰深い方ではないが、何か別世界を感じることができた一日でした。
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