子供のころから音楽が好きで、リコーダーやハーモニカなど、学校での楽器演奏も楽しかった。
クラッシック音楽を小学校1年生ごろから聴くようになって、今に至る60年以上ずっと。
高校のころはギターを我流(ちょっと友達に教えてもらった)で弾いていた。作曲もやった。
就職してローランドの電子ピアノの安いのを買って練習を始めたが、しょっちゅう酒を飲むようになって練習が持続せず頓挫。その後、電子ピアノは子供のおもちゃになってブッこわれ。
そのあとは、もっぱらCDを聞くことに専念してきたが、5年ほど前にDTMというものに出会ってムクムクと興味がわいた。
DTM? 若い方は知っている人も多いと思うが、要は作曲のソフトを使ってパソコンで打ち込みながら曲を作るというもの。
DTMの打ち込み画面と機材 オタマジャクシの楽譜より理解しやすいように思う。最低限の装備
作曲はずっと興味のあるジャンルだったが、何しろピアノが弾けないので敷居が高かった。
機械的に作曲ができないものかと思って、25年くらい前に調べてみたことがあったが、当時は性能のわりに大変高価で、操作もかなりの専門知識が必要で諦めた。
数年前にDTMというものが普及していることを知った。楽器が弾けなくても作曲できるという。
これならできるかもと、まずは最小限の機材を買った(PCをのぞいて数万円くらい)。基本操作を覚えないとどうにもならないので習いに行った(もともと機械操作は不器用で苦手な方)。
今は、気にいったメロディや高校時代に作曲?に使ったテーマをもとにしながら作っている。
音楽理論(楽典的なものはいくらか勉強はしてみた)には疎く、もっぱら我流だ。ピアノ代わりのキーボード上で音を探りながらコツコツ作るので、大変時間がかかるが、案外楽しい。
ボケ防止には最高にいいと思うなあ。作曲に限らず、創る作業はしんどいけど楽しい遊び。日頃のくらしで使う脳とは違う部分を使っている感じ?
歌の曲は、万葉集の歌に曲をつけてみたのはあるが、基本、歌なし曲志向。歌を歌うのは好きだけど、カラオケは長くやってない。ダチと飲みながら昔のフォークソングくらいかな。
6月半ばから新曲にチャレンジして、ようやく大体できた。人様にお聞かせできるようなものではなく、カミさんにも聴いてもらわない。
実は3年ほど前、初めてオリジナルのチョイ自信作をカミさんと娘の前で披露したことがあったが、何とも言えん顔をされて以来、できた曲は門外不出の秘曲にしている。
著名な作曲家でも初演時にボロカスに評価されたことはたくさんあるそうだけど・・・
もっぱらガラパゴス井戸の中で自己満足的に聴いている。レベルが高い、低いなんて意味ない。
難しい技術は使わんでもよい曲はできるというゆるぎない信念(プッ…どこからその自信が?)。
自分の中に流れているリズム、メロディなので自分的には心地よいもんだ。
出来上がって何回も聴いているうちに修正したい所が出てくるので、ためらわずに修正する。
なかなか最終完成にならない…永遠の未完成かな。 そんなんでイイと思ている。
退職したら何か生きがいを探さんと・・・と考えていろいろ新しいことをやりだすのはいいけど、焦らんでも、自分がしたいと思うことをまずはやり始めたらいいと思うけどな。
私的には、自分が子供の頃好きだったことや、人生の中で感動して頭から離れないこと、美しい思い出などがKeyかな…ちょっと快楽志向すぎる?
ちょっと焼酎を飲みすぎてグダグダ書いてしまった。齢を重ねると抑えが効かん チョイ反省!