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蘭亭白木蓮

ブログをはじめました。 周りの心配をよそに衝動的に船出してしまいました。 定年退職しましたが元気に仕事を続けています。                   はるか昔、小学校理科の時間、ヘチマの種まきに胸をワクワクさせ、中高生の頃は家のベランダで大輪朝顔やぶどう、熱帯果樹の鉢栽培にチャレンジ、さらに学生時代には農学部で花卉園芸をかじり、就職、結婚して仕事に励みながらエビネなどの蘭を心のオアシスとして40年以上育ててきました。                          これまで歩んできた道筋を今一度たどりなおして、心新たに楽しみを深めていきたいと思っています。                                     庭の片隅に白木蓮の木があります。その傍らに自作の小蘭亭があり、蘭たちからの叱咤激励の声を聞きながら、これからも日々歩みを進めていきます。          コメントは大歓迎ですが、生来の筆不精、頂戴したらその返信を書くのに考え込んでしまう不器用、時代おくれのオッサンです。多分、返信はようせんと思います。   ブログ本文の中でお答えできたらと思っています。 失礼の段、くれぐれお許し願います。(画像、文の転載はご遠慮願います。2017.7.23)

エビネ 暖冬の中で

年末一時期寒かったが、その後は穏やかな暖冬の日が続いています。
今日も暖かかったので、エビネやほかの蘭にも潅水をした。3週間ぶりくらいかな。

しばらく暖かい日が続いたので小屋のエビネ囲いは、側面のビニールを開けたままにしていたが、乾きは遅い。まだ鉢の中は十分水分があって急いでやる必要はなかったが、まあここらで1回やっておこうと思った。

年末のオークションで無銘自然種のニオイ(8004)を落札いただいた方から、命名のご提案があり、正月に少し考えてみました。
命名については11/23のブログにも書いたのですが、私自身はこれまであまり興味がなく、管理上も特段の不便もありませんが、命名のご提案はとてもありがたくうれしいことです。

交配種のオリジナルなものに命名するのは(面倒ですが)あまり抵抗感がないのですが、古い自然種については自然力によって創造された株で、私が命名するということには、なにがしかの違和感、おこがましさを感じました。しかしせっかくのご提案なので仮名としてつけてみました。
文学的なセンスも知識もない中、1980年入手の株で我が家に現存する株では2番目に古いので
平凡ですが、仮名として「島古風(しまこふう)」としました。これまで3~4ヵ所くらいの方々のところに行っているのでおわかりの方はご了解願います。


ニオイエビネ自然種(8004)⇒仮名「島古風」


ただ、今後も出品する際には従来どおり、当方の整理番号と仮名併用を考えていますが、オークションへの出品はちょっと意欲が減退気味です。
今のところ、その他の古い無銘自然種の仮名付けは予定していません。
一度決めたらなかなか変えられないで、今後もし付けるとしたら、古い自然種で入手時に御蔵島産とされていたものはには「島○○」と頭に「島」をつけることにしました。「御蔵○○」という品種名はとても多く、文字数が長くなるのでやめました。
入手時にニオイエビネとだけ表示されていて、多分御蔵島産と思われるような古い品種もいくらかありますが、根拠、証拠、記録がなく、これには「島○○」とは付けない方がいいと思っています。
ニオイエビネは株の充実具合で別品種に見えるくらい色、形が変化するし、類似品種との区別も難しいものがあるので、品種名による識別がうまく機能しないかもなあとも思いました。

もう1品種、お気に入りのニオイエビネ交配種で整理番号K1603にも、仮名をつけてみました。
こちらは気楽な駄洒落風に「王羅(オーラ)」としました。ちょっと大げさかもねえ・・・
自然種よりはずいぶん軽い感じで楽ですね。この品種も3ヵ所くらいに行っていますのでよろしく。
ニオイエビネ交配種(K1603)⇒仮名「王羅」


仮名をつけてムリに宣伝するような気持ちは全くありません。これまで通りのスタイルで行きます。
品種の実力、価値は名前ではなく、愛好者の皆さん方がご判断されることですから。
このような簡単そうな命名作業でも、不器用な小生にとってはとても悩んでしまうのでありました。
新年早々、くどい記事ですみませんです。 今年もよろしくお願いしますね!






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井蛙、大海を知らず            お酒の誘惑に弱いケロちゃん ノムトダメダス