年末一時期寒かったが、その後は穏やかな暖冬の日が続いています。
今日も暖かかったので、エビネやほかの蘭にも潅水をした。3週間ぶりくらいかな。
しばらく暖かい日が続いたので小屋のエビネ囲いは、側面のビニールを開けたままにしていたが、乾きは遅い。まだ鉢の中は十分水分があって急いでやる必要はなかったが、まあここらで1回やっておこうと思った。
年末のオークションで無銘自然種のニオイ(8004)を落札いただいた方から、命名のご提案があり、正月に少し考えてみました。
命名については11/23のブログにも書いたのですが、私自身はこれまであまり興味がなく、管理上も特段の不便もありませんが、命名のご提案はとてもありがたくうれしいことです。
交配種のオリジナルなものに命名するのは(面倒ですが)あまり抵抗感がないのですが、古い自然種については自然力によって創造された株で、私が命名するということには、なにがしかの違和感、おこがましさを感じました。しかしせっかくのご提案なので仮名としてつけてみました。
文学的なセンスも知識もない中、1980年入手の株で我が家に現存する株では2番目に古いので平凡ですが、仮名として「島古風(しまこふう)」としました。これまで3~4ヵ所くらいの方々のところに行っているのでおわかりの方はご了解願います。
ニオイエビネ自然種(8004)⇒仮名「島古風」
ただ、今後も出品する際には従来どおり、当方の整理番号と仮名併用を考えていますが、オークションへの出品はちょっと意欲が減退気味です。
今のところ、その他の古い無銘自然種の仮名付けは予定していません。
一度決めたらなかなか変えられないで、今後もし付けるとしたら、古い自然種で入手時に御蔵島産とされていたものはには「島○○」と頭に「島」をつけることにしました。「御蔵○○」という品種名はとても多く、文字数が長くなるのでやめました。
入手時にニオイエビネとだけ表示されていて、多分御蔵島産と思われるような古い品種もいくらかありますが、根拠、証拠、記録がなく、これには「島○○」とは付けない方がいいと思っています。
ニオイエビネは株の充実具合で別品種に見えるくらい色、形が変化するし、類似品種との区別も難しいものがあるので、品種名による識別がうまく機能しないかもなあとも思いました。
もう1品種、お気に入りのニオイエビネ交配種で整理番号K1603にも、仮名をつけてみました。
こちらは気楽な駄洒落風に「王羅(オーラ)」としました。ちょっと大げさかもねえ・・・
自然種よりはずいぶん軽い感じで楽ですね。この品種も3ヵ所くらいに行っていますのでよろしく。
ニオイエビネ交配種(K1603)⇒仮名「王羅」

仮名をつけてムリに宣伝するような気持ちは全くありません。これまで通りのスタイルで行きます。
品種の実力、価値は名前ではなく、愛好者の皆さん方がご判断されることですから。
このような簡単そうな命名作業でも、不器用な小生にとってはとても悩んでしまうのでありました。
新年早々、くどい記事ですみませんです。 今年もよろしくお願いしますね!