エビネ　棚上げ

今日は今年初めて20℃を超えた。風が強い。

午前中、エビネを冬の置き場の棚下から棚上に移動した。気持ちよさそうだ。
新芽はだいぶ伸びてきているが、蕾がのぞいている株は皆無だ（変則な出蕾は少しある）。
しばらく高温気味に推移する予報なので、一気に伸びてくるだろうが、やや遅めの感じです。
新芽は全体的にやや細いものが多い。開花株は少なくなるかもね。さびしい～～春かなあ・・・

しかし中には大きな新芽の株もある。どうしたんかいなあとよろこぶ！
ニオイ自然種　御蔵島産無銘純白花。30年近く作っていて気難しく長い間停滞していたが、ここ数年、勢いが出てきて今年はこれまでで一番大きな新芽を出している。Ｗ花芽でないことを祈る。


ニオイ交配種　新芽Ｗ　今年はこういう株は少なく、開花するかどうか微妙な株が多いよう。
特に育苗中の小苗が芳しくないように見える。昨年の暑さでヘバッたかな？


棚上げして置き位置を決める前の様子。もう少し株間を拡げてゆったりさせる。
置き位置は一度決めたらできるだけ動かさないようにするので、慎重に時間をかけてやる。
今日の作業はここまでで、この状態のまましっかり潅水して作業中断し、午後から外出。
明日、続きをやって極く薄い（4000倍くらい）青ハイポとリキダスを気休めにやってみるつもり。

2～3日中に一度しっかり薬剤散布（殺虫、殺菌）をする。
虫や病気は見当たらないが例年、予防的にやっている。枯葉の除去もやってスッキリさせておく。
ハカマ割きが済むまで（6月中旬）、緊急対応以外は基本的に薬剤散布はしない。
植替え予定株を選定して作業計画を考えることにします。

開花がやや遅れるのではという声が多いようですね。でも季節は確実に進んでいきます・・・
皆さんのところではいかがですか？　よい花が咲きますようにお祈りいたしております。