花芽分化期の気象状況(気温)を検証してみたい。
当方の記録によれば、2022年春はほぼ普通に咲いていたようなので、もっとも悪い2026年と比較するため、それぞれの前年(2021,2025年)の気象データ(気象庁)を調べてみた。
1 データ比較
①7月 上旬日平均気温:2021 :26.3℃ 2025:30.2℃ (平年25.6℃)
②7月 日平均気温: 2021:27.2℃ 2025:29.6℃ (平年26.9℃)
当方の独自指標として注目している日平均気温29℃以上と日最低気温26℃以上(高夜温)の比較
(注:日平均気温はその日24時間の平均値)
③7月 日平均気温29℃以上=概ね最高気温35℃、最低気温26℃=暑い猛暑の日の目安気温
2021:6日 2025:25日
④7月 日最低気温26℃以上:高夜温でエネルギー蓄積困難、消耗が激しくなる目安気温
2021:1日 2025:15日
⑤梅雨明け日:真夏の気候になった日
2021:7/13 2025:6/27 (平年7/19)
2 推論、考察
2025年は梅雨明けが大変早く(観測史上最速)、6月下旬から早々真夏の天候となり、7月の日平均気温も観測史上最高値となった。特に上旬は異常な高温だった。
梅雨がゲリラ的になって梅雨の晴れ間にも真夏のような気温になり、さらに早い梅雨明けで早くから暑い夏に突入し、その後も長く高温が続いて、エビネの生育には過酷な気象条件だった。
花芽分化が進む7月上中旬の高温によって分化が著しく阻害されたと考えられる。
花芽分化期に分化できなかった株は、その後しばらく(多分8月中旬くらいまで)は花芽分化しようとしただろうが、猛暑が続き、結局、花芽形成条件にならず葉芽を作ることになった?
8月の連日猛暑、9月に入っても真夏のような残暑で、エビネの新芽生育にはよくない期間が長く続いたため、花芽の発育が悪く、奇形花の発生が多くなったり、葉に障害を生じた株も出たと考えられる。
スッポヌケも多く、株が弱り、高温で病気が進行しやすかったと思われる。
当地(中国地方)の今年の梅雨入りは、平年よりやや遅めの予想になっているが、問題は梅雨明けの時期の方で、平年並みの7月20日頃まで猛暑にならず平年並み程度で引っ張ってくれる方がエビネには断然よいと思われる。
6月下旬からは高温、強光の日にはこまめにクールホワイトの内張で照度調整しようと思う。
エルニーニョの影響がどう出るかも注目ポイントかもな?
私の希望的占いによれば・・・
今年も暑い夏だが去年ほどの酷暑にはならず、やや天候不安定な夏になる? 災害には注意!