これまでの検証から、花芽分化期である7月の高温回避対策、株の活力維持を考えてみる。
梅雨明けの時期(急な高温、強光の到来)はエビネにとって、大きな試練の時期に当たる。
天気予報をよく見て事前に備えをしておく(特に早めの梅雨明け、7月上中旬の気温に注意)。
まだ展開した葉と根のバランスが不安定なので、急な高温、強光は株を一気に衰弱させてしまう。
葉が柔らかくなってしおれを感じたり、葉焼けが生じるような状態は花芽分化にもよいはずがない。
環境の激変緩和のために、まずは遮光を強くするようにする(これまでもやっていた)。
10日くらいするとだいぶ順化されてくるように思う。これに備えて梅雨末期には光合成促進剤を与え、花芽分化肥料(赤HP)を2回ほどやる。梅雨明け間近になると活力剤などをやって根の活力保持(株の活力維持に直結)に努めるが、効果はよくわからんな。まじない程度かもな?
7月の気温を下げるために・・・
従来からやっているが、棚下にしっかり水を撒いて通風扇をかけるのも有効だろう。
特に高夜温対策として夜になってから冷たい井戸水を床散水し、間断通風するのもいいだろうが、あまり気温低下効果は続かない感じだった。気化熱利用の冷風扇はありかもな?
潅水は気温が下がる早朝早起きして井戸水をやって、朝のうちに活力を回復させる。
夕方はまだまだ気温が高く蒸れやすく、株元も乾きにくく病気のもとになりやすいように感じる。
面倒だが午前中は採光し、昼頃~夕方に遮光を強くすることも考えられる。
気象予報の内容によって早々の猛暑になりそうな場合は、棚の高さを地面近く(低く)に下げて気温を2℃くらい下げる(湿度は高い)ことも考えてみたいが、照度もかなり下がってしまう。
照度を花芽が着くぎりぎりまで下げる(暗く)のがどのくらいまでなのかは微妙なところだが、2500~3000ルクスくらいなら気温と光合成のバランスとしてギリギリかな?光合成促進肥料も施用。
昔から冷夏の翌春は良い花が咲くと言われていた。冷夏は気温が低く、雨が多い(雲が多い)天候なので低照度のはず。高温、強光にさらすよりはメリットがあるかも。
特にニオイエビネは他のエビネより低照度に耐えるように感じている。じっと耐えて休ませる。
クーラーを入れるとかの特殊な対策をすることなく、自然の中でしのぐとしたらこんなことかな。
なんじゃ~こりゃ 面白くも何もないがな・・参考にならん!
基本的な対策は地味なもんよ~~ これから梅雨明けに向けてさらに秘策を考えていこうと思う。
今のところエビネの生育はまずまずで、しばらくは気温高めの推移が見込まれている。
夏至のころまで十分な生育を確保して、花芽分化につなげていきたいね。ここから1か月が大事!